事前の説明(司法書士業務のスタッフ) of 美濃島総合事務所

採用の応募される人のための事前の説明(司法書士業務のスタッフ)


将来、美濃島総合事務所の中核として活躍できる意欲と素質を持っている方が基本的な期待要件です。
美濃島総合事務所のルールは、サービスポリシー(一読ください)に掲げていますが、 このサービスポリシーの価値観・志を共有できる方が必要要件となります。

 美濃島総合事務所では、資格者を含め全スタッフが常に勉強、そして「センスを磨け」です。知識を習得することは勿論。大切なのは「創造力」と考えます。執務スタイルは議論・知識のチェックの繰り返し、執務の処理スピードよりも「より良い方法はないか」「こういったリスクはないのか」の模索。各スタッフのスキルは勿論、お互いに補いあい、一つのチームとして動き、迅速で濃密な結果を生み出し、事務所全体としての形あるスキル・ノウハウを蓄積することを優先します。

  新入スタッフの入所当初の執務の内容は後述しますが、 このノウハウは全て丁寧にお教えいたしますので知識・経験は問いませんが、誠実さ・責任感と、既存の知識で解決に導く応用力と気概は、大きく求めます。

(司法書士の資格を目指す方・目指さない方)

 司法書士の資格を目指す方も歓迎します。司法書士執務のプロフェッショナルの行く先の一つとしては、資格を取得することになるからです。

  司法書士を目指さない方も勿論歓迎します。合格・不合格は能力以外の多くが影響するもの、実力のあるスタッフが働きやすい環境を整え、法曹界で活躍できるようなノウハウをお教えいたします。
 現実に当事務所には受験生が6人在籍し、夜間の学校に通学するものもいれば、通信教育をしているものもいます。ただ、受験生が多くなると、受験時の期間に事務所のスタッフが不在という事態が生じてしまい危険ですので、 在籍者の受験スケジュールと調整が合わない場合には、お断りすることになります。
  なお、愛知県司法書士会LinkIcon事務局では、ここに履歴書を送付することにより、県内の司法書士事務所スタッフの求人・応募に対応する機能がありますので、これもご利用してください。

 司法書士を目指さないスタッフでも、その道のスペシャリストを目指してもらいます。逆に、そのような熱き思いのない応募者には、辞退してもらいます。

(新入スタッフが始めに行うこと)

 新入スタッフがはじめに行う執務は、顧客が新築・中古建物を購入した際における、所有権保存登記、所有権移転登記、担保の設定(これらは不動産登記)です。取り扱うものは不動産の所有権、金額的には数千万円、時には億。間違いはあっては万が一でもなりません。
 エリアは主に名古屋市内、愛知県の三河、岐阜県です。
 ハウスメーカー(建築業者)、不動産業者、銀行の融資係、法務局、これらの打ち合わせと交渉を行っていただきます。単に、手続きの知識だけではなく、税金問題を含め幅広い法的知識と打合せ技術が要求されるものです。
 この後に、その他の執務を全般的に行い、最終的には、貴方がこれと思った執務分野を決めてもらい、これを担当してもらいます。
 その他の執務とは、企業法務・債務整理・裁判等々、非常に多岐に渡り、生涯かかってもこれを網羅・精通することは不可能と思います。よくありがちな、 例えば、書類作成部門(入力する人)、外回り部門(法務局・金融機関回り)、コンセプト執務(事件をどのように構成するか考える人)、との分業化は行っていません。これは、楽しい仕事ではないと思うからです(「楽しい仕事」はMSOのポリシーLinkIconです)。

「法律」という社会のルール「報酬」という経済のルールの中でマンネリな執務にならないよう「スタッフ同士」「スタッフと顧客」のコミュニケーションを通じて一人の人間として、輝いてゆくべきと考えるからです。
 スキルがない時はサポートがつきますが、一つの事件を打合わせから、請求書発行までの最後までを全て担当してもらいます。勿論、これに反しない程度の分業化は「顧客との緊密性の保持」と「生産性の観点」から、逆に「顧客が手厚くやってくれているな」という観点で行っています。

(執務のボリューム)

 当事務所の執務は極めて忙しかった。 全スタッフが深夜まで執務が終わらないのが現状でした。しかし、最近やっと夜8時には執務が終わるようになりました。勿論、授業の日には、絶対に勤務はもとめませんし、執務を理由にして授業の欠席は絶対にしてはいけません。 ただし、上記の次第で、残業があり受験勉強時間がなかなか取れないということがあり、貴方の思いと異なるのであれば、ここは問題かもしれません。恐らく、他の事務所と比べ、受験勉強時間が取れなくなる状態であることを念頭に置く必要があります。ポリシーの「楽しく仕事をすること」「受験生は合格を最優先」の為に、事務所も努力をしますが、相手方のあることですし努力及ばすの点があり、当事務所の永遠の課題かもしれません。

(待遇)

 待遇は、に記載しましたが、特に賃金面では、他の事務所と比較すると平均的と思うも世間的には多くはありません。売上が上がればそれはボーナスとして還元しますが、執務体制(執務処理スピードを重んじない)から、効率が悪い状態ですので、執務で汗をかく量と比較すると賃金は少ないはずです。

(その他)

 貴方が、司法書士の受験を目指されるのであれば、就職をせず、昼間の受験学校に通い、その全ての時間を受験勉強にあてがうことが最短距離のはずです。難関の司法書士試験の合格には、すくなくとも2年間の濃密な受験勉強が必要で、実務の習得に時間を割いている余裕はないからです。応募に誘いながら矛盾することを言いますが、私自身以前、応募の皆様にそのように諭しており、以前のこの頁にも記載していました。
 そういった意味で、現在の当事務所の受験生は、時間と金銭的な余裕のない環境下にある者で尚且つ、以前は現在よりも執務時間が長く、他の事務所と比して受験勉強の時間の確保は困難であるということを宣言していたのですから、その上で当事務所を気に入ってくれた者ということになります。
 同じ素質のA君とB君がいたとしよう。A君は司法書士事務所に就職し、B君は就職せずに受験勉強に専念する。2年後、B君は司法書士試験に合格する。この時点では、実務に関してはA君が仕事ができ、B君は右も左もわからず「資格だけあっても・・・」という状態である。しかし、B君が合格後司法書士として活躍しその2年後の経験は歴然となる。
 しかし、最近は別の考えをもっています。それは、合格する人はどんな厳しい環境下においても合格し、時間と金銭に余裕のある恵まれた環境と才能のある人であっても駄目な者は駄目という事実です。単に思いが足りなかったということもありますが、物理的な環境以外によって達成されなかったという面があるものです。A君とB君との違いは執務に対する意識の差です。
 他方、登記という特殊な手続と社会現象を扱う私たちの業務において、生の事件を体感しながらその理論を勉強することはとても楽しい作業です。合格という目的1点においては、最短距離ではないとしても、その過程を得て合格した者は、かけがえのないスキルと難関を制覇する手法を身にまとうことになります。
 当事務所は、前述のとおり受験生が多く、受験生に教えたりまた教えられたりの中、互いに司法書士に対する思いを熟成させ、まさに受験生にとっても有資格者にとっても、ある意味至上の環境下にあるといえます。

(独立することについて)

  冒頭に「将来、美濃島総合事務所(MSO)の中核として活躍できる意欲と素質を持っている方が基本的な期待要件です」 と述べましたが、貴方がのちに司法書士に合格し独立することを歓迎します。当事務所の近隣に事務所を構えることも一向に構いません。事務所としては是非一緒に執務したいと願いますが、有能な人材が必要とするところに求められるのは世の常であり、自分の看板を掲げて執務することには大きな成長があるはずと思うからです。当事務所から司法書士が独立することは美濃島総合事務所のとして至上の喜びと考えます。
  是非、当事務所でスキルと顧客を獲得していただき、同じ世界の良き仲間になれればと思います。

(最後に)

 司法書士の世界はとてもすばらしい。目もくらむような論理の殿堂の中において、自分の価値観に従って成し遂げたときは、何よりも換えがたいものを感じるのです。

  美濃島総合事務所では、この仕事を生涯の仕事と見立て、真に執務しやすい理想の事務所を目指しています。

 これが、貴方様と美濃島総合事務所との良き出会いになればと思います。

美濃島総合事務所